トップページCMT工法の特長機内からビット交換が可能

CMT工法の特長

ビット交換・障害物撤去推進


CMT工法最大の特長である点検扉。この扉があることで掘進機の機内から、ビット交換・障害物撤去・切羽の点検が可能となり、推進工事の効率を著しく改善することができます。

CMT式切羽障害物除去システム


色々な種類の障害物が除去できます。

障害物の種類も、流木・基礎杭・鋼矢板・コンクリート構造物・その他廃棄物等 多種多様です。障害物の種類・位置・地盤の状態により最適の方法を選択し障害物 を除去し工事を完遂させます。

補助工法を用いた安全対策の下で掘進機機内より障害物を除去します。


複合掘進機はバルクヘッドに設けた点検扉を開閉することにより、掘進機機内から切羽が点検できるので色々な障害物を撤去することができます。

切羽に地下水が有る場合は、機内外 からの地盤改良や止水対策を施し、更に圧気工法を併用し地下水を止め十分な安全環境の下で撤去作業を行います。

障害物の除去方法
 

H鋼・鋼矢板等鋼材の撤去

強力なトルクを有する掘進機といえども、鋼材はマシン単独では撤去できません。

鋼材に当った時は掘進機のバルクヘッドに設けた点検扉を開閉してチャンバー内より切羽を確認し、人力にてガス切断器又はエアープラズマ切断機で切断・撤去します。

地下水がある場合は原則的に切羽の地盤改良を行い、更に圧気工法を併用し地下水を十分に止水し作業を行います。

RC・PC杭の撤去

コンクリート殻はクラッシャーフィーダーにて2次破砕されるが鉄筋が管路で閉塞を起こすことがあります。

木杭、流木の撤去

木杭、流木は地下水の中では完全に腐食されておらず生木の状態であることがほとんどであります。強力なトルクを有するのでカッターの過負荷とマシンのローリングに注意しながら 掘進することができます。

しかし機械推進で用いるビットの形状から明らかなように、木杭、流木の切断・破砕は鋸や カッターナイフで切断するのとは異なり、木杭、流木の繊維を引きちぎる方法であるため繊維状の木屑が切羽面、チャンバー内・排土管などで閉塞を起こすことがあります。

この現象は密閉式推進機においてはいずれの工法も同じで、切羽面及びチャンバー内での閉塞は施工不能に直結することになる場合が多くあります。

このような閉塞の解消には確実性・迅速性・安全性が要求されますが、CMT工法では前述のように種々の特性を用いて対処し、最終的には点検扉を開放することにより閉塞した木屑を除去して工事を完遂します。

点検扉を開放の際は必要に応じて地盤改良を行い、更に安全を期すために補助工法として圧気工法を併用する場合が多くあります。

補助工法でより安全な作業を行います。


地盤改良

地盤改良の主な工法は薬液注入工法です。バルクヘッドを開放するためには、掘進機前面に薬液注入を行い切羽付近の透水性を減少させ、地盤の強化、変状防止措置が必要になります。

注入範囲・注入率は土被り・地下水位・粒度組成・透水係数 等により決定します。

圧気工法

圧気工法の特徴

1)
地下水を排水することなく、地下水面以下において切羽の安定をはかり、安全、高品質 に施工できます。
2)
周辺の地盤沈下を起こさず、近接する構造物や道路などに影響を与えません。
3)
土圧や水圧による土砂の崩壊や流入を防ぐことが出来ます。
4)
適用に際し、その効果が理論的に把握できます。
5)
設備が比較的簡易で、汎用性があります。

 

圧気の効果

1)
排水効果 圧気圧により切羽からの湧水を阻止し、切羽の崩壊を防止します。
2)
山留効果 圧気圧自体が山留め作用になり、切羽を安定させます。
3)
地山改良効果 圧気で地山が脱水されることにより、土固有の強度を発揮させることが でき、見掛けの強度を増大させ、切羽の安定を向上させます。

 

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施工実績

代表的な施工事例です。

改築推進工法

山口県宇部市

φ840mm

大中口径管改築推進工法

 

紹介動画あり

愛知県

愛知県豊橋市

φ1000mm×1448m

500R 3箇所,700R 4箇所

新潟県

新潟県

φ1350mm

可燃性ガス含有地盤
高土被り
山岳下 120m

神戸市

神戸市

φ1000mm×251m

障害物

地下鉄築造時の親杭

(H300×300-9本)

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