令和元年６月２１日（金）株式会社推研本社において、令和元年度CMT工法協会総会が開催されました。

協会会長（株式会社推研代表取締役社長　田中基紀）より、昭和６３年の協会設立から３０年が経過し、知名度も信頼性も向上したことは協会員のたゆまぬ努力によるものであるとの感謝の言葉が伝えられました。

今期の施工件数は６件の減、推進延長も減となっていますが、これは発注時期の問題だけであり、受注状況については特に問題ないことが報告されました。

用途別の受注内訳は、下水道は６０%と雨水の需要で増えおり、上水道が２０%、農業用水が２０%となっていることが報告されました。今後は農業用水や上水道等の受注確保にも努めていきたいとの方針が報告されました。

新規事業としては、社会的二－ズが必ずでてくる中口径推進管の鋼製カラー撤去方法の開発やリターンシステムの改良・改善に取り組んでいくことが報告されました。また、CMT工法にとっては不可欠である新型ブロア－ユニットの開発も並行して進めていくことが説明され、協会員のご指導・協力がお願いされました。

続いて、平成30年度のＣＭＴ工法協会による施工実績が報告されました。今年度は13件の工事が完成し、協会員の営業活動による受注も含まれていることが報告されました。

その後、2019年度の技術積算資料改定箇所等の説明が行われました。

総会終了後は懇親会が開催され、和やかな中に親睦を深めました。