曲線推進工法
特長1 安定した曲進線形で推進できます
近似台形クッション材使用で推力伝達
CMT曲線推進システムで使用する曲進用クッション材は平断面の幅を全幅とする近似的台形をしていますので、ヒューム管の端面の曲率中心側の大きな端面面積が利用できます。
また、曲進中の推進管の端面が近似台形の斜辺部分に当たりますので、目地開き角度が一定し曲進管路の線形が安定します。
よって管端面の上下中央側の部分だけを利用する方法に比べて曲進伝達推力が遥かに大きくとれ、その分、長距離推進ができます。
特長2 多関節の中折れ掘進機で急曲線推進が可能です
複合掘進機は方向制御ジャッキ、推力点ジャッキ、セミシ-ルドジャッキと複数箇所で中折れする構造となっております。またカッタ-ヘッドの長さが短くなっており、方向の制御性、操縦性が優れており、急曲線推進が精度良く施工できます。
特長3 曲進線形が安定しているので必要なテールボイドが極小です
前項の理由で曲進線形が安定していますので、推進管路がふらつきません。そのためテールボイドは最小限で済みます。
特長4 地表への影響は最少にて推進できます
テールボイドに緩み土圧抑制材(塑性材)を充填
曲率半径の小さな曲進では、曲進のために必要な余掘り(テールボイド)が大きくなります。この余掘を推進完了後の裏込めまで放置すると地盤沈下を起こすことがあります。
CMT曲線推進システムでは前述のように近似台形クッション材効果によりテールボイドが小さくなると同時に、塑性体である緩み土圧抑制材(一次裏込め材)を連続的に充填しますので沈下はおこりません。
その他のCMT推進システム
施工実績
代表的な施工事例です。
山口県宇部市
φ840mm
大中口径管改築推進工法
紹介動画あり
愛知県豊橋市
φ1000mm×1448m
500R 3箇所,700R 4箇所
新潟県
φ1350mm
可燃性ガス含有地盤
高土被り
山岳下 120m
神戸市
φ1000mm×251m
障害物
地下鉄築造時の親杭
(H300×300-9本)
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