超軟弱・流砂地盤推進工法
特長1 ノーズダウンせずに高い施工精度での掘進ができます
複合掘進機は機体を殻構造にすることにより軽量化し、軟弱泥土の浮力とバランスを取っています。
しかも、特殊設計によりカッター駆動用原動機等の重量機器類を掘進機の最後尾部に配置するなどの構造を採用し、他の工法で使用する掘進機に比較して掘進機の重心位置が中心側にあるため、掘進機の先端降下(ノーズダウン)が発生しにくい構造となっています。但し、管径や粘着力および単位体積重量などの土質条件から施工の可否を判断いたしますので、検討には詳細な土質資料が必要となります。
特長2 流砂地盤でも取込み過剰・上載土崩壊なしに掘進ができます
砂時計のような地盤内でも高い施工精度が確保できます
湧水性流砂地盤においてはカッターヘッドを回転しなくても、流砂がチャンバー内に流入し上載地盤が抜け落ちます。
CMT 軟弱・流砂地盤推進システムではモノスリットの開口率を2%以下にセットし、チャンバー水圧を地下水位以上に上げてチャンバー内の泥水がモノスリット口を通じてのみ切羽へ出る流れを作ります。
これにより、流砂の流入を完全に制御します。
カッター停止時も定位置停止装置を用いてモノスリットの停止位置を常に最下部にして、流砂流入制御を可能としています。
⇒ C.A.Pシステム(定位置停止システム)
その他のCMT推進システム
施工実績
代表的な施工事例です。
山口県宇部市
φ840mm
大中口径管改築推進工法
紹介動画あり
愛知県豊橋市
φ1000mm×1448m
500R 3箇所,700R 4箇所
新潟県
φ1350mm
可燃性ガス含有地盤
高土被り
山岳下 120m
神戸市
φ1000mm×251m
障害物
地下鉄築造時の親杭
(H300×300-9本)
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